【完】恋した相手は元カノの妹~キミに溺愛中~
母さんと一緒に花歩の居る部屋へと戻る


花歩はまだ眠っていた


軽く昼と夜が逆転してるんだろうな


「奏哉、受験どうだったの?」


利一さんや佐々木が居る中で母さんに聞かれた


「やるだけのことはやった」


だから、悔いはない


「結果が分かるのは来週だから。通知が学校に来るはずだし来たら呼ぶ」


佐々木はコーヒーを飲みながら話していた


「奏哉君、俺は帰るから花歩のこと宜しく頼むよ」


「はい。分かりました。休める時にゆっくり休んで下さいね」


利一さんは“ありがとう”と言って出て行った


「花歩の親父さん、良い人だな」


「はい。ただ、花歩の相手を出来ないからそれが心残りらしいです」


本当は毎日此処に通いたいんだろうけど…


仕事での雑用が忙しく時間が出来ないみたいだ
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