【完】恋した相手は元カノの妹~キミに溺愛中~
「分かりました。ありがとうございます。花歩、良かったわね」


未咲さんの言葉に笑顔で頷いた


「後は保護者さんにお話がありますので別室で。」


先生は未咲さんを連れて出て行った


お父さんが居なかったら未咲さんがあたしの保護者なんだ。


「花歩、良かったな。奏も花歩に会いたがってる。」


「うん。一緒に居られるんだよね?奏ちゃんにも会いたいな。」


「もちろん。調子が良かったら出かけような?」


奏哉の言葉にあたしは小さく頷いた


「うっ…」


「大丈夫か…?」


「うん。大丈夫。ごめんね。」


奏哉は背中をさすってくれる


奏哉に心配掛けてられない


只でさえ心配掛けてるから。


これ以上、心配掛けてたら申し訳ないし…


あたしも奏哉の役に立ちたいのにな。
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