【完】恋した相手は元カノの妹~キミに溺愛中~
「奏哉とのお揃い嬉しいな」


エンゲージリングを見ながら話す花歩


お互い、リングをしてある指を絡める


「喜んでくれましたか?お姫様」


自分で言っておいて恥ずかしい


でも、こんなセリフ花歩にしか言わねーな。


案の定、真っ赤にしてるし


可愛いヤツ。


そんな花歩にキスをする


「奏哉、あたしを選んでくれてありがとうね?」


「俺こそ、ありがと。花歩だから信頼出来る。離したくないんだ。」


花歩は嬉しそうに笑ってくれた


写真の現像も終わったみたいだな


ちゃんと荷物もまとめてあるし。


「病院に帰りたくないのは分かる。だけど、早く元気になるには病院に居なきゃいけねーんだ」


花歩は小さく頷いた


花歩はちゃんと分かってるんだ


だけど、家に居ると甘えたくなるんだよな。きっと。
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