【完】恋した相手は元カノの妹~キミに溺愛中~
「花歩、落ち着いたらちゃんとプレゼントするから、今はこれで我慢してな?」


「えっ?これでも充分、高価じゃん」


確かにこれも高いけど。


「俺が納得いかない。これは予約だからさ。」


ちゃんとしたリングをあげたい


「高かったでしょ?」


「花歩は心配しなくて良いよ。お金には困ってないぞ。あの親だからな」


花歩は“そっか…”と言っていた


その顔は何処か不服そう。


「知歩が居なくなって目の前から光がなくなった。だけど、そんな俺に光を与えてくれたのが花歩だった」


だから、これから先の未来、花歩と歩いていきたい


「花歩が“別れる”って言っても俺は離さねーから。」


耳元で意地悪くそして甘く囁く


「不意打ちだよ…」


花歩はいつも以上に顔を真っ赤にしていた


いつ見ても面白いな。
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