【完】恋した相手は元カノの妹~キミに溺愛中~
「それだけ、花歩のことが好きなんだよ…。愛してんだよ」


“だから、俺から離れんな”と言うと花歩は真っ赤にして頷くだけだった


「あたしだって、奏哉しか無理だよ…。この身体だから役に立ちたくても立てないの。それでも傍に居てくれる?」


俺は小さく頷きキスをする


「花歩は充分、俺の役に立ててるから。だから、心配せずに今は自分の体のことだけ考えろ」


「1回、家に帰れたし頑張らなきゃだね。」


「無理だけはするなよ」


花歩は頑張り屋。


周りにはそう見えるかもしれない


だけど、俺には無理してるのだって分かる


「花歩、時間はあるしキスしよっか?」


真っ赤になりながらも頷いた花歩に優しいキスを落とす


花歩の体に気をつけながら。


そして、しばらくは甘いキスの時間に溺れたのだった
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