【完】恋した相手は元カノの妹~キミに溺愛中~
「じゃあ、行きましょうか」


「嫌だぁー!!お姉ちゃんと一緒が良い!!」


愛菜ちゃんはそこから動こうとしない


「愛菜ちゃん、お部屋に来て良いよ。だから、頑張っておいで?愛菜ちゃんには出来るよね?」


不安にならないように頭を撫でながら優しく諭す


「あたしも頑張るから、愛菜ちゃんも頑張ろ?お勉強が分からなかったら教えてあげる」


「ほんと…?」


「うん。だから、今は先生の言うこと聞いて教室に戻ろうね」


愛菜ちゃんは不安な顔をしながらも西崎先生に連れられて戻って行った


「さすが花歩ちゃんね」


「愛菜ちゃんが寂しくならないようにしてあげてるだけです」


あの子の気持ちは分かるから。


それからあたしも休憩を入れつつ授業に参加した


高校は留年せずに卒業したいから頑張らないと。
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