【完】恋した相手は元カノの妹~キミに溺愛中~
「ちゃんと居るよ。」


あたしはお腹をさする


「そっか。嬉しい」


……えっ?


「怒らないの?」


「怒る必要ある?素直に嬉しい。ちょっと早かったかなとも思うけどな」


奏哉は申し訳なさそうな顔をした


「でも、本当に俺の子?」


「当たり前じゃん。あたし、奏哉としか居なかったし」


「嬉しい。大変だけど頑張ろう」


奏哉は認めてくれたんだよね…


安心したら涙が…


「泣かなくて良いよ。」


「怒られるかと思った~」


「怒らないよ。俺の夢が叶うんだ。ありがとう」


涙でグチャグチャなあたしに優しい笑顔を向けてくれた


「奏哉の夢ってなに?」


夢が叶うって言ったから聞いても良いよね?


「大好きな人と笑顔の絶えない幸せな家庭を築くこと」


その言葉を聞いて嬉しくなった
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