【完】恋した相手は元カノの妹~キミに溺愛中~
----翌日


学校が終わって病室に行ってみると花歩は居なかった


リハビリだな。


俺は荷物を置き花歩を探す


「奏哉!!」


あっ、居た。


自分で車椅子をこぎながらこちらに向かってくる花歩


「花歩、そこに居ろ」


「えっ?あっ…うん」


俺の真剣さが伝わったのか手を止めた


「此処からは俺が押すから休んでろ」


「ありがとう」


やっぱり花歩に笑顔は癒されるな。


「あっ、固定してたの取れたよ」


花歩は少し膝掛けを捲って見せた


「おっ、良かったな。」


「だけどね、この体だからしばらくはリハビリしながら車椅子だって」


「無理はしなくて良いからな」


急激に頑張りすぎるとまた元に戻ってしまう


俺達はとりあえず部屋に戻った


「花歩、どっち?」


ベッドかソファーか…
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