【完】恋した相手は元カノの妹~キミに溺愛中~
今度は俺が支える番だ。


「利一さん…花歩のこと任せて下さい。俺が花歩の不安要素を取り除いてみせます」


俺に出来ることをする


「君は頼もしいね。」


「どんな結果でも受け入れる覚悟は出来ています。だから、やるだけのことはやってみます」


利一さんは安心したらしく笑顔を見せてくれた


「知歩と花歩に出会ってくれてありがとう。花歩のこと宜しく頼むよ」


「こちらこそ出会わせてくれてありがとうございます。知歩の分まで花歩を幸せにします」


知歩に出会ってなければ花歩に出会っていない


花歩に出会っていなければ恋をすることすらなかったと思う


それから利一さんといろいろと語った


「長居するのも悪いから行くか。」


「利一、今日は俺の奢り」


奥の部屋から叫んだ太一さんにお礼を言って店を出た
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