【完】恋した相手は元カノの妹~キミに溺愛中~
「花歩、行くか…」


「何処行くの…?」


「秘密の場所。ほら、おんふしてやる」


花歩は素直に背負われた


----冷たっ。


「また、迷惑掛けちゃった…。ごめん…ね」


花歩は反省しているようだった


会話のないまま俺は秘密の場所へと向かった


それは家から近いあまり目立たない小さな建物


「此処…なに?」


「俺のもう一つの部屋」


テーブル、ベッド、冷蔵庫、台所…


生活出来るほどの物は揃ってある


「うっ…」


椅子に座らせると花歩は吐き気を起こした


まぁ、お腹の子が元気に育ってるんだろうけど…


……可哀想だ


「花歩、ヨーグルト食べるか?」


俺は袋から取り出しテーブルに乗せる


「こんなのいらない!!」


乗せた物は花歩が全部弾き飛ばした
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