【完】恋した相手は元カノの妹~キミに溺愛中~
「もう二度と“生まれて来なきゃよかった”とか“死にたい”とか“誕生日なんてなくなれば良い”なんて言うなよ?」


「うん。分かった」


花歩は泣きながら返事をした


「花歩の過去も今もしっかり受け止める。過去に負った傷は一緒に共有する。だから、俺を頼ってな?」


花歩が寝ている布団に入り抱きしめた


「ありがと。奏哉のおかげで今まで抱え込んでたモヤモヤが消えた気がする」


「それは良かった」


泣き顔の花歩からほんの少し笑顔が見えた


「ちゃんと病院帰るね?この子達の為にも。」


「今は仕事のことなんて考えなくて良い。リハビリ頑張って背中の傷を治して元気な子供を産んでくれ」


花歩は力強く頷いた


「キスして…?」


可愛くねだる花歩にキスをする


「奏哉…すき」


俺は花歩の意識がなくなるまでキスをした
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