【完】恋した相手は元カノの妹~キミに溺愛中~
未咲さんの頼まれ物を買う前に自分達の物を物色


「花歩、これは好きか?」


「好きだけど…」


奏哉はお腹の大きくなってきているあたしを見越してワンピースを見せて来た


「これなら着れるだろ?オシャレしたいって顔に書いてあるぞ」


……奏哉にはなんでも分かっちゃう


着られる物が限られててオシャレなんて諦めてた


「花歩、これとこれどっちが良い?」


次に手にしてたのはベージュと白の大きめのバッグ


「あたしだったらベージュかな。白は汚れちゃうから」


奏哉は“そっか”と言って元に戻した


何がしたかったんだろ…?


それから、奏哉は自分の洋服を買っていた


やっぱりセンスが良いなと実感する


オシャレだもん


だから、さっきから周りの女の子達が奏哉ばっかり見てる
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