【完】恋した相手は元カノの妹~キミに溺愛中~
「いらっしゃい」


お店に着くと智人さんが出迎えてくれた


「奏哉、奥の個室空いてるからな」


それだけ言うと何処かに行ってしまった


「とりあえず、行こうか」


奏哉は車椅子を押して個室に行き椅子に座らせてくれた


「疲れたなぁ…」


「人が多かったもんな。ゆっくりしてろよ」


あたしは小さく頷いた


「お昼、まだなんだろ?」


と言いながら入って来た智人さんはおにぎりを持っていた


「ありがとうございます」


「いいえ。花歩ちゃん、これは俺からの誕生日プレゼントね」


と言って可愛くラッピングされた袋を受け取る


「うわぁ…!!ありがとうございます」


……嬉しい!!


「お菓子の詰め合わせだよ」


「帰ってからのお楽しみにとっておきます」


他愛のない話をして家へ帰った
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