【完】恋した相手は元カノの妹~キミに溺愛中~
俺達はショッピングモールへ向かった


俺達と同じくらいの年代の人達が多い


卒業式も終わったし当たり前か。


ベビーカー売り場へと辿り着く


「赤、黒、紺のどれかだな。」


双子用は種類が少ない


「女の子だから赤かな。」


花歩は“赤”って言うと思った


それから少しいろんなお店を見て回った


花歩が笑ってる


目が輝いてる


不安もたくさんあるのは分かる


でも、いろんなお店を見て回って終始笑顔だった


「花歩、ずっと笑っててな」


「奏哉、急にどうしたの?」


「言いたくなっただけ。花歩の笑顔に癒やされるから俺は頑張れる」


“変な奏哉…”と言われたけど気にしない


花歩が笑ってればそれで良い


俺も笑えるから。


花歩はちゃんと病院に戻ったのだった
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