【完】恋した相手は元カノの妹~キミに溺愛中~
「あたしにそんなことがあったから、奏哉と奏には同じ思いをして欲しくなかった」


だから、2人は仲良いんだな


「花歩だって子ども達には自分と同じ思いはさせたくないはずよ」


……だろうな。


「そういえば、奏は?」


「あら、居なくなってる?どこ行ったのかしら」


「奏探すついでに花歩の所に行ってくる」


母さんには休んでもらいたいから。


俺は奏を探しに行く


「優月お姉ちゃん、花歩ちゃんに会わせて?」


そんな奏の声が聞こえた


「今ね、花歩には会えないの」


「嫌だ!!今、会いたいの」


珍しく奏が優月さんにしがみついてる


俺は奏を止めに行こうとした


「仕方ないな。あたしの仕事が落ち着くまで待っててくれたら会わせてあげる」


優月さんは奏を連れて去っていった
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