【完】恋した相手は元カノの妹～キミに溺愛中～

「奏哉、変わったな」


「そうか…？」


自分では良く分からない


「雰囲気柔らかくなった。もちろん花歩ちゃんのおかげだな」


「それはそうだな。花歩が居なかったら今の俺は存在しない」


それだけ俺の中では花歩の存在が大きいんだ


「俺も良い人、居ねーかな」


「仁の好みのヤツなんて大学にたくさん居るだろ」


見た目はチャラくてお喋りでも芯はしっかりしてるから


「居るけどさ。なんかしっくり来ないんだ。麻依は同棲してるみたいだし…俺だけ取り残されてる気分」


仁はその場にうなだれた


「そのうち良いヤツ見つかるって。子供産まれたら会いに来い」


「俺が行って良いの…？」


「もちろん。今は花歩の調子が良くないけど産まれたらちゃんと連絡する」


俺の大事な親友の１人だから