【完】恋した相手は元カノの妹~キミに溺愛中~
「お姉ちゃん、あのね。今日ね、字の練習した」


「おっ、上手く書けたかな?」


「うん。もっと上手く書きたいな」


「じゃあ、もっと練習しなきゃだね」


あたしの言葉に頷いた


「奏も花歩にベッタリね」


「だって、お姉ちゃんは優しいんたもん」


「よしよし。奏ちゃんはあたしの大事な妹だよ」


あたしが頭を撫でると奏ちゃんは嬉しそうにした


それが嬉しくてあたしは奏ちゃんを更に強く抱きしめた


たまには奏ちゃんの相手もしてあげなきゃだね


「奏ちゃん、子育てが落ち着いたら2人で出かけようか?」


「えっ…?良いの?」


あたしは小さく頷いた


「良いですよね?未咲さん。」


「えぇ。花歩さえ良ければ良いわよ」


未咲さんは許可してくれた


それから退院まで充実しつつ慌ただしい生活だった
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