【完】恋した相手は元カノの妹~キミに溺愛中~
「可愛い子ね。双子ちゃんお名前なんて言うの?」


「李花と花菜です。奏哉が名付けてくれました」


「可愛い名前。あっ、そうだ。これ、この子達に使わせて」


ミエさんはおもむろに財布からお金を取り出した


「えっ?良いですよ。申し訳ないです」


「良いの。こんな可愛い子に会えたんだもの。受け取って」


こういう時はどうしたら良いんでしょうか。


「未咲さん、どうしたら良い?」


「ミエさん、本当に良いんですか?」


あたしの代わりに未咲さんが聞いてくれた


「もちろん。あたしにすればひ孫みたいなものよ。これからもこの子達を見にこのお店に通わせてもらうわ」


「じゃあ、頂きますね。ありがとうございます」

未咲さんはミエさんから受け取っていた


ミエさんは“この子達に元気を分けてもらおうかしら”なんて言っていた
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