【完】恋した相手は元カノの妹～キミに溺愛中～

「お兄ちゃん…」


奏が玄関先に居た


「奏、ドア開けて。」


俺が言うと奏は一生懸命開けてくれた


「母さん、ただいま」


「お帰り。仲直り出来たかしら？」


俺が頷くと母さんは笑顔になった


「花菜達は？」


「２人ともミルク飲んで寝たわよ。お利口さん。花歩、寝たのね」


「あぁ。疲れてるみたいだからこのままにしといて。」


起こしたら可哀想だから。


「花歩、仕事も家事も育児も頑張ってるからね」


「多分、疲れが出てるんだよ。それにさっき、襲われてたし」


「えっ…？」


母さんには話してた方が良いと思い背負ったままあったことを話した


母さんは悲しい顔をした


それから花菜達も起きることなかった


良く寝てくれる子供達だ


ベッドに寝かせた花歩の寝顔を見ながら眠りに就いた