【完】恋した相手は元カノの妹~キミに溺愛中~
「知歩が着ないようなヤツを選んでみたけど、花歩は似合うな」


奏哉に言われたらなんか照れる


「えっ…?これ、奏哉が選んだの?」


「そうだけど…?」


「さすが、センスが磨かれてるわね」


未咲さんも何処か嬉しそう


「花歩、それ着たの今日が初めてだろ?」


「うん。変かな?」


「変じゃないよ。似合ってる。仕事しような」


奏哉はサラッと恥ずかしい言葉を言う


知歩の時もそうだったのかな?


……って、いけない。


仕事しなくっちゃね。


「花歩ー!!これ、並べて」


奏哉はダンボール箱を指差した


「はーい。並べるね」


あたしの仕事は雑貨の陳列


どうしたらお客さんの目に入るかを考えながら並べてる


1回並べたら評判が良かったらしく未咲さんに頼まれたのだ
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