【完】恋した相手は元カノの妹~キミに溺愛中~
「奏哉ー?これで良い?」


自分では分からないからいつも奏哉に聞く


「おっ、バッチリ」


奏哉はあたしの頭を撫でながら褒めてくれる


恥ずかしいけど、嬉しい


「今度はこっちな。」


奏哉や未咲さんに指示されながら仕事を終えた


「花歩、お疲れ」


奏哉はバイトが終わると必ず飲み物の差し入れをくれる


今日はリンゴジュース


「いつも、ありがとう」


「どういたしまして。最近は花歩目当てで来るお客さん増えたよな」


……そう。何故かあたし目当てでのお客さんが増えた


「あたし、可愛くないのにね」


ボソッと呟くと奏哉は眉間にシワを寄せた


「花歩は充分可愛いから」


……ドキッ///


最近は奏哉の何気ない一言でもドキッとする


どうしたんだろ。何か変だよ…
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