【完】恋した相手は元カノの妹~キミに溺愛中~
「奏哉、お店手伝って」


「はいはい。行きます。花歩も手伝ってくれるか?」


1人にするのも可哀想だしな。


「あたしに出来るかな?」


「大丈夫。母さんと俺で教えるから。」


俺の部屋に荷物を置いて母さんが用意していたエプロンを花歩に渡した


“Exist”それがお店の名前

“その場所に存在するお店でありたい”という願いが込められてるらしい


「花歩、着れた?」


「これで良い?」


母さんが用意していたエプロンは赤


花歩に良く似合ってる


「じゃあ、行くか」


俺達はお店へと出た


「奏哉、今、学校から帰って来たの?」


この人はこのお店の常連さん


「いらっしゃいませ。えぇ、今、帰りですよ。ゆっくり見て行って下さいね」


俺は思いっきり愛想を振りまいた
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