【完】恋した相手は元カノの妹~キミに溺愛中~
「未咲さん、ありがとうございます」
「何かあったら言ってね。あたし達で良ければ役に立つし。奏哉のことこき使っても良いから」
この人に出会えて本当に良かったって思った
「未咲さん、頭痛い」
「泣きすぎて具合悪くなったのね」
“奏哉を呼ぶから待ってて”と言われ、あたしはソファーに寝転がった
「花歩、大丈夫か?」
頷く気力がないくらいだったけど、頑張って起き上がった
「無理はするなよ」
奏哉はあたしを抱き上げていた
お姫様だっこなんて恥ずかしいけど、今は素直に甘えることにした
「今日はやけに素直だな」
……あたしだって素直になるよ。
奏哉はあたしの言いたいことが分かったのか何も言わなかった
好きになってはいけない
でも、好きになってしまいそうなの。
「何かあったら言ってね。あたし達で良ければ役に立つし。奏哉のことこき使っても良いから」
この人に出会えて本当に良かったって思った
「未咲さん、頭痛い」
「泣きすぎて具合悪くなったのね」
“奏哉を呼ぶから待ってて”と言われ、あたしはソファーに寝転がった
「花歩、大丈夫か?」
頷く気力がないくらいだったけど、頑張って起き上がった
「無理はするなよ」
奏哉はあたしを抱き上げていた
お姫様だっこなんて恥ずかしいけど、今は素直に甘えることにした
「今日はやけに素直だな」
……あたしだって素直になるよ。
奏哉はあたしの言いたいことが分かったのか何も言わなかった
好きになってはいけない
でも、好きになってしまいそうなの。