ピンキーリング【短編】
デートは、やっぱり2人で時間を共有できることが嬉しい。
拓ちゃんに買ってもらったいちごのかき氷を食べながらおもう。
拓ちゃんは、フライドポテトを食べながらあたしの横に座っている。
いっしょに並んで座っているだけでめっちゃ幸せ。
「なな、かき氷食べたい。」
「うん。」
そう言ってかき氷を渡そうとしたときだった。
拓ちゃんの手によってそれは阻止された。
「ななが食べさせてよ。」
その言葉を聞いて、あたしは耳まで真っ赤になった。
カップルって、みんなこんなことするのかな?!
そう思いつつ、かき氷をスプーンですくって拓ちゃんの口にもっていく。
ぱくっと拓ちゃんが食べた。
「おいし♪」
そう言って、拓ちゃんは自分のポテトを持った。
「はいっ、ななも。」
そう言ってあたしの口元に持ってくる。
あたしもぱくっと食べる。
「どう?」
「おいしい。」
そう言うと、拓ちゃんは笑顔になった。
あたしだけに向けられるこの笑顔があたしは大好きだ。
「なな、ゆかた、
めったゃ似合ってる。」
いきなり拓ちゃんがそんなことを言った。
いきなりだったので顔が真っ赤になる。
横目で拓ちゃんを見ると、拓ちゃんは耳まで真っ赤になっていた。
「拓ちゃんも、
じんべい似合ってる。
惚れ直すぐらい。」
笑いながら言うと、拓ちゃんはあたしの手をぎゅと握った。
あたしもその手をにぎりかえした。
拓ちゃんに買ってもらったいちごのかき氷を食べながらおもう。
拓ちゃんは、フライドポテトを食べながらあたしの横に座っている。
いっしょに並んで座っているだけでめっちゃ幸せ。
「なな、かき氷食べたい。」
「うん。」
そう言ってかき氷を渡そうとしたときだった。
拓ちゃんの手によってそれは阻止された。
「ななが食べさせてよ。」
その言葉を聞いて、あたしは耳まで真っ赤になった。
カップルって、みんなこんなことするのかな?!
そう思いつつ、かき氷をスプーンですくって拓ちゃんの口にもっていく。
ぱくっと拓ちゃんが食べた。
「おいし♪」
そう言って、拓ちゃんは自分のポテトを持った。
「はいっ、ななも。」
そう言ってあたしの口元に持ってくる。
あたしもぱくっと食べる。
「どう?」
「おいしい。」
そう言うと、拓ちゃんは笑顔になった。
あたしだけに向けられるこの笑顔があたしは大好きだ。
「なな、ゆかた、
めったゃ似合ってる。」
いきなり拓ちゃんがそんなことを言った。
いきなりだったので顔が真っ赤になる。
横目で拓ちゃんを見ると、拓ちゃんは耳まで真っ赤になっていた。
「拓ちゃんも、
じんべい似合ってる。
惚れ直すぐらい。」
笑いながら言うと、拓ちゃんはあたしの手をぎゅと握った。
あたしもその手をにぎりかえした。