SKY~空~
私はみるみるうちに
服を脱がされ、裸になった。
「ハァハァ…」
『いった‼』
「理沙ちゃん処女だったんだ♪ハァハァ」
私は男にヤられた…
しかも、六人全員に…
私はグッタリとなっていた。
もぅ涙も出てこない…
なんで私が…
男達はもぅいなかった。
私はゆっくりと
散乱している服を手に取り
着用した。
いたっ…
動くと痛い…
私の初めては
最悪に終った…
ウッ…
なんで私が…
もぅ…生きたくなぃょ…
私はうずくまり
ただ涙を流していた。
どれくらい時間が経っただろぅか…
携帯を見ると
6時だった…
そんなに時間が過ぎたんだ…
帰らなきゃ…
無理矢理脱がされたせいか
制服のシャツのボタンは
一個しか止められなかった
私は足を引きずりながら
教室にカバンを取り
下駄箱で靴に履き替えた。
「理沙ちゃん…」
えっ?
夏が近いから
まだ外は明るい
目の前には
雷斗さんがいた。
「その格好…」
私は無視して
歩き出した。
「待って‼理沙ちゃ…」
私は掴まれた
腕を振り払った
『触らないで…』
思い出すと、体が震える…
「その格好では帰れないだろ…?」
それもそうだ…
こんな格好で帰ったら
お母さんに何を言われるか
分からない…
フワッ
雷斗さんは着ていた
上着を私に羽織らせた
「乗って…?」
私は黙って後ろに乗った。
ついた先は
雷斗さんの家だった。
ガチャ
中から
雷斗さんにそっくりな
女の人が出て来た。
雷斗さんのお母さんだと
すぐに分かった
「大丈夫⁉早く中に入って‼」
私は雷斗さんのお母さんに
肩を抱かれながら中に入った。
ブゥゥンッ
雷斗さんは
バイクで走り出した
「理沙ちゃんだよね?」
『はぃ…』
「怖かったょね…?よしよし…」
雷斗さんのお母さんに
抱き締められ背中をさすられた。
また涙が出てきた。
「泣いていいんだょ…」
私は黙って涙を流した。
ドタバタッ
二階から
凄い勢いで誰かが降りてきた。
「理沙さん‼大丈夫すかっ⁉」
降りてきたのは
日向くんだった。
『日向くん…』
「日向 ちょっと服を持って来て」
「わかった」
「理沙ちゃん…先にお風呂入ってきなさい…着替えは後で持っていくから」
『はぃ…ありがとぅござぃます』