SKY~空~
周りは誰もいなかった
ミカさんとも
ここに来た…?
あぁ…
私,最低だ…
分かってたはずぢゃん…
雷斗は私と違って
いろんな女の子と
付き合ってきたんだから…
私だけが特別ってわけじゃなぃ…
はぁ…
初めて彼氏と花火大会に来たのに
こんなんぢゃダメじゃん…
「理沙…?」
『雷斗は私の事好きなの…?』
あっ…
私,何言ってんの?
こんな事言っても
雷斗を困らせるだけじゃん…
もぅ…泣きそう
すると、
「理沙…」
ギュッ
え…?
雷斗は私を優しく…強く
抱きしめた…
「好きに決まってんだろ!…不安にさせちまったか?それなら,理沙の不安が吹っ飛ぶくらい言ってやるよ。俺は理沙が大好きだ。理沙以外考えられねぇし,理沙以外求めてない…」
『ウッ…グスッ…らいとぉ…グスッ』
「気付いてやれないでごめんな?…これからは隠し事無しな?なんかあったら絶対言えよ?」
私は泣きじゃくりながら
何度も頷いた
私もやっぱり
雷斗が大好きだょ…
私は雷斗から離れり,
見つめあった
どちらかともなく,キスをした
ヒュ〜ドォン!
同時に大きくて綺麗な
花火が打ち上がった
最後に雷斗は
「また,来年も来ような?」
と,言ってくれた
私も
『うん!約束だょ?』
「おぅ!約束な!」
私と雷斗は
小指を絡めた