SKY~空~
ルウと話すと
モヤモヤなんて
吹き飛んでいっちゃった…
今の私には
この気持ちを理解するのは
できなかった…
私が気付くのは
まだまだ,先の話…
ミカさんと話せてよかった…
大事なものに
気付いたきがするょ
ブーッブーッ
ん?
メールだ
受信 日向くん
日向くんからだった
[今日は兄貴がすいません…話なんですけど、明日の放課後とか大丈夫すか?]
今日の雷斗の姿が
頭を散らついた
見たことない
あの冷たい瞳…
[うん…大丈夫だよ]
雷斗の顔が浮かぶと同時に
ルウの顔が浮かんできた
なんで…ルウ?
やっぱり,わかんないゃ…
[じゃぁ,明日の放課後迎えに行きます]
[わかった]
パタンッ
はぁ…
私は日向くんと
何を話すんだろぅ…?
次の日~
「理沙ー!起きなさい!」
『起きてる!』
今日から
衣替えだ!
髪はアイロンでストレートにした
下に降りると,
「早く,朝ご飯食べちゃいなさい!」
『はぁい』
私は食パンを食べ,オレンジジュースを
飲み干した
歯磨きを済まして,
お母さんが作ってくれた
お弁当を持って
『行ってきます』
「行ってらっしゃい」
ガチャ
「おせぇよ」
目の前には
門に寄りかかっている
ルウがいた
『なんで…?』
「道がわかんねぇんだょ!」
ルウは真っ赤になって
答えた
『ふふふっ…行こっか』
「何笑ってんだよー?」
『別にぃー♪』
私たちは楽しく話しながら
学校についた
「あっ…今日も一緒に帰らなぇ?」
帰りたいけどー…
『ごめん!帰りたいんだけど,今日,日向くんと話すことがあるから…』
「あいつの事か…?」
『うん…』
「何かあったら連絡しろょ?俺は理沙の王子様だからな!」
『ありがとぉ…』