等身大の愛唄
プロローグ
――中3の夏。
俺は、ギターを手に取り、駅前でストリートライブを始める。
そのきっかけは、俺の意地汚い恋。
君が好き。
ただ、その一言を唄に込め。
君に届くかどうかも分からないし、君が気付くかどうかも分からないけれど…
届くかもしれない。
気付くかもしれない。
その、ほんの小さな願いを込めて。
俺は歌う。
愛の唄を。
俺は、ギターを手に取り、駅前でストリートライブを始める。
そのきっかけは、俺の意地汚い恋。
君が好き。
ただ、その一言を唄に込め。
君に届くかどうかも分からないし、君が気付くかどうかも分からないけれど…
届くかもしれない。
気付くかもしれない。
その、ほんの小さな願いを込めて。
俺は歌う。
愛の唄を。