等身大の愛唄
次の日、の昼。
またまた、バッタリと例の自販機の前で杏栖に出会う。
わお、超偶然。
今日は、ホントにホントの超偶然。
俺としては、嬉しいけど…
目の前には、露骨に嫌そうな顔をしている杏栖。
「何、その顔」
こっちとしては、かなりショックなんですけど?
「別に。これ、元々だから。」
そう言って、自販機にお金を入れてココアかコーヒーかを選んでいる杏栖。
いやいや、元々って…
元々、そんなに眉間にシワ寄ってねぇーだろっ。
と、ツッコみたいけどっ
「………っぷ」
可哀想だから、しないっ…
「何…っ笑ってんのよ!!」
顔をチラッと見てみると、やっぱり顔を赤らめている杏栖。
「あれ。お前、熱あんの?」
手をデコに当てようとすると、パシッっと弾かれてしまった。
「………あ、ご…めん。」
そういって、逃げ……っ…教室へ帰って行ってしまった。
――――って。
自販機に入れっぱなしのお金どうするんだよ。
またまた、バッタリと例の自販機の前で杏栖に出会う。
わお、超偶然。
今日は、ホントにホントの超偶然。
俺としては、嬉しいけど…
目の前には、露骨に嫌そうな顔をしている杏栖。
「何、その顔」
こっちとしては、かなりショックなんですけど?
「別に。これ、元々だから。」
そう言って、自販機にお金を入れてココアかコーヒーかを選んでいる杏栖。
いやいや、元々って…
元々、そんなに眉間にシワ寄ってねぇーだろっ。
と、ツッコみたいけどっ
「………っぷ」
可哀想だから、しないっ…
「何…っ笑ってんのよ!!」
顔をチラッと見てみると、やっぱり顔を赤らめている杏栖。
「あれ。お前、熱あんの?」
手をデコに当てようとすると、パシッっと弾かれてしまった。
「………あ、ご…めん。」
そういって、逃げ……っ…教室へ帰って行ってしまった。
――――って。
自販機に入れっぱなしのお金どうするんだよ。