鳥籠





   それから、朝から晩まで
   暴力を奮われたり
   時にはタバコで根性焼きをしたり
   ナイフで切り傷をつけられたり
   した。

   学校に行きたくてもこんな
   ボロボロじゃあ、行けない。

   助けを求めたいけど私には
   家族がいないから助けなんて来ない。

   最初のウチは泣いて抵抗もした。
   だけど由樹は、笑って暴力をした。

   だから、私はただ,ただ由樹の
   暴力が終わるのを待った。
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