16歳の天使~最後の瞬間まで、キミと~
一緒に過ごした日々は、絶対に消えないって信じられる。

名良橋君がくれた言葉は、永遠に私の心に残るの。



「絶対、幸せになって」

「……うん。早坂に心配かけねぇように、頑張る」

「約束ね」



強がりなんかじゃなく、心から名良橋君の幸せを願うよ。

そして私は、キミだけの天使になる――……。



< 212 / 220 >

この作品をシェア

pagetop