16歳の天使~最後の瞬間まで、キミと~
「いないよ、彼氏」
買ってきていたサンドイッチを頬張りながら答えると、伊東君の目が輝いた。
「じゃあ俺なんかどう!?」
「お前……」
「早坂さん、これただの戯言だと思っていいからね。コイツいつもこんなんだから」
「ふふっ、わかった」
自然にこぼれる笑顔、喉を通る食事。
こんなの、いつ振り?
「伊東のことは置いといて……早坂さん、中学のときとかは部活何してたの?」
瀬川さんの何気ない問い掛けに、私の動きは一瞬固まった。
その様子に気付くことなく、瀬川さんや高野君は私の言葉を待っている。
戸惑っていると、不意に頭に手が乗せられた。
……なんで、気付くかな。
「早坂の部活はあそ部でしたー」
買ってきていたサンドイッチを頬張りながら答えると、伊東君の目が輝いた。
「じゃあ俺なんかどう!?」
「お前……」
「早坂さん、これただの戯言だと思っていいからね。コイツいつもこんなんだから」
「ふふっ、わかった」
自然にこぼれる笑顔、喉を通る食事。
こんなの、いつ振り?
「伊東のことは置いといて……早坂さん、中学のときとかは部活何してたの?」
瀬川さんの何気ない問い掛けに、私の動きは一瞬固まった。
その様子に気付くことなく、瀬川さんや高野君は私の言葉を待っている。
戸惑っていると、不意に頭に手が乗せられた。
……なんで、気付くかな。
「早坂の部活はあそ部でしたー」