キカセテ私にキミの声
「ウィス…っテリ、ア。
ちょっと待っっ!!」



私が頼むと、

こてん。

首を傾げる仕草は容姿と相まって可愛らしいが、

やってることは可愛らしいとは程遠い………。





「あの、そのっだね。


私はこういったのは初めてだから………お手柔らかにお願いする」





しどろもどろになりつつ、
顔が先程より熱くなるのを感じながらも告げた。



け、経験値が違い過ぎる…。
< 30 / 37 >

この作品をシェア

pagetop