アウト オブ ザ ブルー

電話を切った後、コージさんも深雪ちゃんも、ちゃんと自分の心のおき方を考えているんだなと思った。



それに比べて私は…と、しばらく横になって考えてみたが、頭も心も沈むばかりだった。




これは気分転換が必要だと考え、私は一番近いコンビニエンス・ストアまで出かけてみることにした。






到着した店舗はお昼が近いせいか、意外と混んでいた。




大人に混じってなぜか高校生の姿がちらほら見られた。



こんな時間にコンビニなんて、学校をさぼってるのかなと思いつつ、雑誌売り場で立ち読みしていると、


不意に誰かに右肩を叩かれた。
< 279 / 417 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop