アウト オブ ザ ブルー

コージさんはしばらく無言だった。



やっぱり深雪ちゃんの話なんて、聞きたくなかったのだろうか。




だけど私としてはどうしてもコージさんに伝えておかなきゃいけない気がして、こうして電話するしかなかった。






その晩私はふたりの気持ちをそれぞれ思って、眠れない一夜を過ごした。
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