アウト オブ ザ ブルー

ゆっくりドアを開け、静かに外に出たときだった。






その瞬間、


私の目に飛び込んできたのは…








ひどく憔悴しきったキーチの顔だった。








背広姿の彼は大きな花束を右手にぶらさげたまま、ドアの横に無言で突っ立っていた。
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