アウト オブ ザ ブルー
あとがき
去年、私は長男を出産しました。
この小説は、妊娠・出産・育児を経験した今でないと書けないものを書きたいと思ったのと、
いろいろと苦しい状況にある自分を「人生なんとかなるもんだ」と励ますべく書き始めた作品です。
私は以前から芝居の脚本を書いていたのですが、小説を書くのは初めてで、途中かなり苦戦しました。
まず、自分の語彙力のなさにへこみました。
ストーリーの展開案がいくつも浮かんで、その選択に迷いました。
所々に自分の体験を入れたら、書いててみじめになりました。(ミッチと一緒にいっぱい泣きました。)
そして育児で忙しいのもあって、完結までに半年以上の月日がかかってしまいました。
更新を楽しみにしてくださっていた方には、かなりご迷惑をおかけしたと思います。
ごめんなさい。
それでも執筆を始めて、まだ誰にも宣伝しないうちから(野イチゴ読者の方でしょうが)ページをめくってくれている人がいるとわかったときにはすごい感動がありました。