始まりの予感


知らない人が知ったらきっとマイナスポイントになる事間違いなし。


そんなにガキっぽい奴だと、周りからは見られていないだろう。


好きな子をイジメる典型的な男子の図。


今まさにそれが頭の中にピッタリ当てはまった。


いやいや。
もうこれ以上考えるのはやめよう。
そう思い、頭をブンブンと左右に振った。


とにかく、ここから出ることを考えなきゃ。



って言っても、誰かが見つけてくれない限り出られそうにない。



うー、なんで私がこんな目に合わなきゃなんないの?



不貞腐れてみたけど、余計に虚しくなるだけだった。


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