月が綺麗だね。


別のクラスの仲が良かったゆいと紗江が心配してくれたけど、2人までいじめられるようになるのは嫌だったし、何よりつらくて、結局すぐにあたしは学校に行けなくなった。


それで今に至る。今は孤独で友達と呼ぶこと自体にも罪悪感を感じてしまうほど。




「玲、僕たち友達になろう。」


それなのに彼は笑顔でそんな事を言ってきた。
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