Pure Love*〜優しいキミに恋をして〜












そんなお母さんにまた溜息を零しながらもまだ真新しい制服に着替える









寝癖も直して歯磨きもして丸で学校行くかの様に身支度をする









「じゃあ、お母さん行ってくるから」








「ありがとう美羽!お願いね」








そんなお母さんの陽気な声を聞きながらローファーを履いて外に出る










ーパタンッと玄関を閉めて、近くのコンビニ向けて歩き出そうとすると






「・・・え、」








前から走ってくる人影








もしかして









まさか・・・









「あれ、一ノ瀬さん」









「・・・早瀬川くんっ」









走ってきた人影は隣のクラスの早瀬川くん









話した事、一度くらいしか無いのに私の名前・・・憶えててくれてるんだっ・・・










「朝早いね。いつもこんなに早いの?」








制服を来ている私







"もう学校に行く"って勘違いされちゃったかな









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