Pure Love*〜優しいキミに恋をして〜









数センチの距離でパチッと目があって










「あっ・・・」











ーズキッ











すぐに目を逸らされた












そのまま通り過ぎようとする早瀬川くん













・・・目があったのにっ













・・・この間までだったら絶対












優しく"一ノ瀬さん"って呼んでくれてたのに・・・











「早瀬川くんっ・・・」












待ってるだけじゃダメだと思い、通り過ぎ掛けてる彼の背中に声をかける











「・・・ナニ?」












振り向く彼は・・・私の知らない、とても冷たい目をしていて言葉が詰まる












「・・・あ、あの、」
















なにを話したら良いの?









< 231 / 323 >

この作品をシェア

pagetop