Pure Love*〜優しいキミに恋をして〜
俺には全く興味がなくて
瞬殺で失恋したし
だから諦めるかとも思ったが
やっぱ、会えると嬉しい
見かけると他の奴とは比べ物にならないくらい可愛く思えて
「って・・・俺ベタ惚れやん」
・・・ダサッ
けど、やっぱやめられねーんだよな
「もー卒業だぜ?どーすんだよほんと」
階段をリズムカルに降りていると、前から物凄い勢いで走ってくる女子
俯いていて前を見てないからか俺のことに気付かずそのまま突っ込んでくる
「ちょっちょちょちょっっ」
「ぁ・・・すみませっ・・・」
「って、一ノ瀬っ?!・・・・・・え」