年下の幼なじみ【短編】
おつかい
「絢、ちょっと優ちゃんちに届けてきて」
「は~い」
制服のまま、ベットに寝転んで携帯をいじってた私に、お母さんがお使いを頼んできた。
携帯はポケットにしまい、お母さんが待つキッチンへ向かった。
私、朝丘 絢(あさおか あや)は、今からお隣さんに煮物を届けにいく。
高校に入学して、もうすぐ1ヵ月。
悩んだけど部活には入らず、放課後は友達と遊んだり、こんな風に家でゴロゴロしたりしてる。
「優ちゃん家、今日ご両親お出かけなんですって。外食もアレだから、ちょっとこれ頼むわね。」
「わかったぁ~」
私は、少しシワの寄ったスカートをパンパンと軽く叩いた。
「優ちゃんも育ち盛りだからね、足りなそうだったら、何か作ってあげなさいよ。」
鼻歌交じりに、お母さんがタッパーに煮物を積めてる。
何か良いことあったのかな?
髪に付いたクセを軽く直し、煮物を受け取った。
「行ってきま~す」
こうして、優ちゃん独りが待つお隣さんへ向かった。
「は~い」
制服のまま、ベットに寝転んで携帯をいじってた私に、お母さんがお使いを頼んできた。
携帯はポケットにしまい、お母さんが待つキッチンへ向かった。
私、朝丘 絢(あさおか あや)は、今からお隣さんに煮物を届けにいく。
高校に入学して、もうすぐ1ヵ月。
悩んだけど部活には入らず、放課後は友達と遊んだり、こんな風に家でゴロゴロしたりしてる。
「優ちゃん家、今日ご両親お出かけなんですって。外食もアレだから、ちょっとこれ頼むわね。」
「わかったぁ~」
私は、少しシワの寄ったスカートをパンパンと軽く叩いた。
「優ちゃんも育ち盛りだからね、足りなそうだったら、何か作ってあげなさいよ。」
鼻歌交じりに、お母さんがタッパーに煮物を積めてる。
何か良いことあったのかな?
髪に付いたクセを軽く直し、煮物を受け取った。
「行ってきま~す」
こうして、優ちゃん独りが待つお隣さんへ向かった。