年下の幼なじみ【短編】
「あや?」




優ちゃんの手をじっと見ていた私に、優ちゃんが呼び掛けた。



私は顔を上げて、優ちゃんの手を握り返したんだ。





「うん。」



「うん、って…付き合ってくれんの!?」



「うん!」





嬉しくって、幸せで、すごい笑顔で答えた。





「マジ?//すげぇ嬉しいんだけど!!」




優ちゃんも手をギュッてしてきた。








「あや、さっきの続きしよっか?」



「ふぇ!?」



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