想ひ想われ
悠里と付き合い始めたのは一ヶ月前。
突然、悠里がアタシのクラスに入ってきてアタシの腕を掴み、
「スキなんだけど。付き合ってくんない?」
っと言ったのが始まりだった。
悠里はとても優しくて、格好良くて、モテル要素を十分に持っていた。
学年でも女子に人気NO1と言っても過言じゃないほどだ。
そんな悠里にアタシは告白された。
正直ビビった。アタシも「格好いいなぁ~」っとは思ったことはあったけど、面識なんて全然なかった。
それに、アタシは可愛くもなんともないどこにでもいるような女の子だったし....。
アタシは自分の状況がわけくちゃ不明でかなり混乱していた。周りもかなり驚いていた。
だって悠里には彼女がいたから。
アタシは勇気を出して「彼女は....?」っと聞いてみた。
すると悠里は
「....たった今別れてきたよ。だって何かお前のことすげぇスキだし何かほっとけないし....」
悠里は少し照れくさそうに言った。
周りのみんなはまた驚いていた。アタシも十分驚いていた。
「それで....ダメ....?」
悠里は少し遠慮がちにアタシに聞いたきた。
「ダメっていうか.....。......うん」
アタシは付き合うことに決めた。