素直になれない俺を許して
放課後、みんなが帰った教室で1人上田くんを待ってた。


窓の外では部活をしてる人たちが見える。上田くんも部活だよね?




ガラガラと開けられた扉の先にはユニフォームに着替えた上田くんが立ってた。




「上田くん、部活に行かなくていいの?」




「あっ、うん。でも一つだけ」




あっ、この感じはやっぱり別れ話かな?仕方ないよね。


全然話もしてくれないし素っ気なかった。付き合ってみてやっぱり違うって思ったのかな?
< 10 / 24 >

この作品をシェア

pagetop