君が好きだった。

たんたんと本心を打ち明ける。
「でもね？今までのであたしが健起を好きなのかって自分でも思ったけど
まだ分からないの。こんなの初めてだし・・・」
頭で考える前に口が動いてしまった。
失敗した、と後悔した。

「俺も正直、心愛のことをどう思っているのか自分でも分からない。
だからまだ、お互いがお互いの事どう思っているのか分かるまで友達でいよう。」
なんだかすごく素直に受け止められた。

なのに涙があふれて止まらなかった。

やっぱり、やっぱり好きなのかな・・・？