俺だけ見てろよ





「もう嫌だって言ってるの!!」




母の腕を払い走って部屋に戻る。




バタンッ!




力任せにドアを閉めその場に崩れる。




「あー…もう…」




目から溢れる涙が床を濡らしていく。












ふと思う。




こんな毎日ならいっそ












< 7 / 12 >

この作品をシェア

pagetop