2ndアルバム〜あの日の鼻歌〜

酷く疲れている。


一体いつからこんな疲れを感じるようになったのだろう。



俺は例の商店街を通って家に帰り、自室のベッドに身を沈めた。





身体が重い。
目を開けている事すらめんどくさくて目を閉じたが、案の定眠気は全く訪れる気配がない。

こんな風になったのは一体いつからだろう？














『どんなにキライな要素があっても、許せる相手は許せるの。それが"好き"って事なんじゃないかな』









そんな相手、果たして俺の前に現れるのだろうか？



夕方の部屋、
遠くで電車の走る音がする。
薄暗い部屋の中で、何故か俺はどうしようもなくヒトリだった。