密と蜜~命と共に滴り堕ちる大人の恋~
私の部屋で佐久間先生とそのメープルプリンを食べた。二人きりで。
「うまいな、これ。」
「幸せの味がするでしょ」
「するな、幸せの味」
滑らかな舌触りが私を幸せな気持ちにさせてくれる。そこに佐久間先生がいる事で更に幸せが増えて部屋中をいっぱいにした。
メープルの香りと共に、恋心の中心にある蕾が色をつけ、ふわっと膨らんだ。それは赤みがかったピンク。
胸がドキドキではなくドクドクしていた。
風邪の熱より恋の熱の方がじりじり火照るように熱いと知った。
「うまいな、これ。」
「幸せの味がするでしょ」
「するな、幸せの味」
滑らかな舌触りが私を幸せな気持ちにさせてくれる。そこに佐久間先生がいる事で更に幸せが増えて部屋中をいっぱいにした。
メープルの香りと共に、恋心の中心にある蕾が色をつけ、ふわっと膨らんだ。それは赤みがかったピンク。
胸がドキドキではなくドクドクしていた。
風邪の熱より恋の熱の方がじりじり火照るように熱いと知った。